これだけは覚えておこう!ゴルフの基本マナー

これだけは覚えておこう!ゴルフの基本マナー

ゴルフにはややこしいルールがたくさん存在しますが、それ以上にマナーが大切なスポーツです。日常的なマナーもあれば、ゴルフならではのマナーもいくつかあります。厳しいといってもみんなが気持ちよくプレーするためには必要なことばかりですので、初心者はまずマナーを学ぶことから始めましょう。

クラブハウスでのマナー

クラブハウスはゴルフ場にある受付や休憩スペース、ロッカールーム、レストランなどが入った建物のことを言います。クラブハウスは必ず利用することになりますので、マナーはしっかり覚えておきましょう。

帽子やサングラスはとる

帽子やサングラスなど屋外で使うためのものはクラブハウス内では外すのがマナーです。ロッカールームで着替えをする際も帽子はクラブハウスを出てからかぶること、昼食休憩でクラブハウスに戻ってきた時は忘れずに帽子とサングラスは外しましょう。
また、タオルを首に巻いたり、肩にかけること、上着を腰に巻き付けるのも禁止です。

クラブハウスに入るときは靴やウェアについた芝や泥をしっかり落とす

コースに出た後はゴルフシューズやウェアに泥や芝がついています。クラブハウスの入り口付近に「エアーガン」と呼ばれるシューズに着いた泥や草を落とすための機械が設置されていますので、汚れをキレイに落としてから入りましょう。
特に雨の日はキレイに落とさないと、足跡がついてしまうので要注意!レインウェアを着ていた場合はクラブハウスに入る前に脱ぎ、乾燥室に干しておきます。

レストランでの携帯使用は禁止

レストラン内での携帯電話の通話はマナー違反です。
プレー中は電話を取ることが難しく、お昼休憩中に折り返す人も多いはず。クラブハウスはたくさんの方が利用する場所なので、携帯電話の使用場所が制限されています。使用可能エリアかを確認し、大声で話すなど他の方の迷惑にならないように気をつけましょう。

レストランは外の景色が見える席が上座

ゴルフ場のレストランはガラス張りで景色が楽しめる造りになっています。一般的にレストランや料亭では「入り口から最も遠い席」が上座とされていますが、ゴルフ場のレストランでは「景色が正面から見える席が上座」です。接待ゴルフや社内コンペの場合は、目上の方が上座となるように案内しましょう。

ゴルフ場でのマナー

ゴルフ場に行くときはまず身だしなみ(服装)に注意する必要があります。他のスポーツの場合は行きも帰りもスポーツウェアと言うケースが多いかもしれませんが、ゴルフは行き帰りとプレー中の服装に決まりがあります。

服装について

ゴルフ場でのドレスコードはゴルフ場によってさまざまで、高級コースや名門コースになるほど服装規定は厳しくなります。なかには行き帰りもゴルフウェアで可というカジュアル派のコースもありますが、大半のゴルフ場で使える基本的な服装を紹介します。不安な方はゴルフ場のホームページにドレスコードの記載がありますので、事前に確認しておくと安心です。

行き帰りの服装

行き帰りの服装
画像:https://www.fushio.com/visitors.html

上半身は襟のあるシャツまたはポロシャツにジャケット着用(6~9月は除く)が基本です。
NG:ジャンパー、パーカー、襟のないTシャツなど

下半身はスラックスやチノパン、ゴルフウェアを着用します。
NG:ジーパン、短パン、柄物パンツなど

シューズは革靴が一般的です。サンダルやスニーカー、女性はヒールの高い靴、ブーツ等は避けましょう。

プレー時の服装

プレー時の服装
画像:https://www.fushio.com/visitors.html

上半身は襟と袖の付いたスポーツシャツを着用します。寒い時期は折り返しのあるタートルネック、ハイネックでも可。
NG:タンクトップ、Tシャツ、Vネックシャツなど

下半身はチノパンなどのロングパンツ、半ズボンの場合はひざ丈で、くるぶしの隠れるソックスを着用します。
女性はスカート、キュロット、ショートパンツでも構いませんが、丈の短すぎるショートパンツは避けましょう。

シューズはゴルフシューズを着用します。芝の保護のため、メタルスパイクは禁止されている場合がありますので、ソフトスパイクまたはスパイクレスのものが安心です。

ゴルフカート乗り入れ可能な場所

ゴルフカートはキャディバッグを乗せ、コースの移動手段として使う乗り物です。
ゴルフカートの走行場所は、グリーン以外のフェアウェイ内ならどこでも自由に走ってもよいゴルフ場と、決められたエリアしか走行できないゴルフ場があります。フェアウェイにカートの乗り入れができると、ボールの近くまでカートで行けるので移動がとにかく楽ちんです。

乗り入れ可能な場合でも、グリーン近くやバンカー、ゴルフ場で指定されたエリアには乗り入れできません。また、芝が長いエリアは地面の凸凹がわかりにくく、石を踏んでしまうなど横転やパンクに繋がる恐れがあるため、注意が必要です。
乗り入れ不可の場合は、カート道路のみの走行となります。
ゴルフカートを運転する際は急ハンドルや急ブレーキは避け、指定されたエリア以外を走行しないように気をつけましょう。

グリーン上のマナー

グリーンは正式にはパッティンググリーンと呼ばれ、カップ周りの芝生が短く刈られたエリアのことを言います。

パッティングの邪魔にならない位置に立つ

他プレーヤーがパッティングするときは視界に入らない場所に立ちましょう。パッティングラインの延長線上に立つのはマナー違反です。アドレスの姿勢に入ったら、音をたてたり、動いたり、会話は避けましょう。小さな声でも他のプレーヤーとおしゃべりするのは良くありません。旗竿を抜く役目をするときは、カップやパットライン上に自分の影を落とさないように注意!

飛び跳ねたり、走らない

グリーンは芝生の状態で結果が左右されやすいエリアです。グリーン上は歓喜したり、落胆したりする場所ではありますが、跳び跳ねたりなど芝生を傷つけるような行為はマナー違反です。

ボールマークを直す

ボールマーク(ピッチマーク)はボールがグリーン上に落ちたときに出来る凹みのことを言います。凹んだままでは他のプレーヤーに迷惑をかけたり、そのまま放置すると芝生が枯れる原因となりますので、直すのがマナーです。

グリーン上のボールマークを直す時はグリーンフォークを使用します。凹んでいる穴の周囲にグリーンフォークを斜めに突き刺し、フォークの先端を支点に穴の中央に向かってフォークを寄せます。この作業をボールマークの周囲3~4ヵ所行い、最後にパターで盛り上がった部分を平にならせば完了。フォークの先端を持ち上げてしまうと芝の根を切ってしまうので、「刺したら寄せる」ように修復しましょう。

パッティングラインを踏まない、跨がない

パッティングラインとは、パッティングするときにボールがカップに入るまでの想定ラインを言います。
他プレーヤーのパッティングラインを踏む行為は大変失礼にあたります。跨ぐ行為もよくありません。後方を遠回りするのがマナーですが、どうしても跨がないといけない場合は、プレーヤーの許可をもらった上で行います。

ボールがグリーン上に乗ったらマークする

ボールがグリーン上に乗ったら、他プレーヤーのパッティングの妨げにならないように、ボールの真後ろ(5㎝以内)にマークしてボールを拾い上げます。自分のマーカーが他プレーヤーのパットラインにかかっている場合は、マーカーをずらす必要があります。

全員がホールアウトするまで見届ける

自分がホールアウトしたからといってグリーンを離れるのは失礼にあたります。全員のプレー終了するまで、グリーン上の邪魔にならない位置で静かに見守りましょう。

バンカーのマナー

バンカーはコース中に障害として設置された砂地のくぼみを言います。

バンカーの出入りは傾斜の低い位置から

バンカーに入るときは「傾斜が低くてボールに近い位置」から入るのがマナーです。バンカーの縁は崩れやすく、特に出る時に足をかけるとポロポロと崩れていきます。こうなると修復がとても大変なので、傾斜の低い位置から、できればバンカーを荒らさないように最短ルートで出入りするようにしましょう。

砂はならしてから出る

バンカーから出る時は自分の足跡やショットの時にできた跡をならすのがマナーです。
砂をならすときはバンカー付近に置いてあるレーキを使います。レーキは引いて均さず、押して均すのがポイント。最初にレーキの歯の部分を使って、手前から奥に、ピン方向にならしていきます。レーキの歯である程度均せたら、平らな面で仕上げます。
後ずさりしながら自分の足跡を消していき、入ったときと同じ位置から出るようにしましょう。

使用したレーキは正しい位置に戻す

レーキの置き方にもマナーがあります。レーキの置き方には2通りあって、1つはレーキの先端をバンカー内に置く「内置き式」、もう1つはレーキをバンカー外に置く「外置き式」です。どちらの置き方をするかはゴルフ場やコースによって異なりますので、使う前と同じ状態に戻しましょう。

ティーイングエリアでのマナー

ティーイングエリアはラウンドのスタート地点で、ティーショットを打つ位置のことをいいます。

ティーショットを打つ人以外はティーイングエリアに上がらない

ティーショットは大事な第一打です。基本的にはティーショットを打つ人以外はティーイングエリアに上がらず、邪魔にならない位置で静かに見守りましょう。

他プレーヤーがアドレスに入ったら声、音を出さない

プレーヤーがアドレス(打つ構え)に入ったら、音をたてたり、会話は控え、打ち終わるまでじっと待ちましょう。自分の番に備えて、グローブの調整をしたり、クラブを選んだり、素振りをしたりするのはマナー違反です。いいショットがでれば「ナイスショット!」など称賛の声掛けは積極的に!

素振りは1回程度で終わらせる

「素振りは〇回まで」という規定はありませんが、素振りは1回まで、多くても2回で済ませるのがマナーです。スロープレーに繋がる行為は基本的にNGです。

隣のコースにボールが飛んだら「フォアー」の掛け声

隣のコースにボールが飛んでしまった場合は怪我をさせてしまう危険があるため、大きな声で「フォアー」と叫び、危険を知らせます。打った側はボールがどこに飛んだのか見失っている可能性もあるので、周りで見ている人がボールの行方を追って声掛けを行いましょう。